誰得?

土曜日なのでいつものように遊びに行って早めの22時30分には帰ってこの日はおしまい。

…と書くと文字数があまりに少ないので意味のない考察でもしてみよう。
思い付いたままにダラダラ書くので深く考えるの禁止で。
どーでもいいことを真剣に考えるから笑いが生まれる。…バクマンみたいな話だな。



「〇〇は俺の嫁」という言葉がある。
これは好きなキャラ(主として二次元であることが多い)に対する思いの強さを表したものである。

人気のあるキャラになると自称夫が何人も現れ、他の人をお前は愛人などといって貶すこともある。

ここで注目しておきたいのはこの考えが一夫多妻制を排除したものであるということである。
すなわち一緒に好きなことを認めるわけではなく、排他的活動により自らが一番そのキャラを愛し、またそのキャラからも愛されているということを主張したいわけだ。

しかし、当のキャラが何を考えているのかなど知る術はない。
愛されているということを確認することはできないので普通二人の合意は得られず、実質的に夫婦になることはない(どこかで婚姻届けを出したという話は聞いたことがあるが)。
にも関わらずそれを主張するということは愛しているという想いの強さを訴えていることになる。

それではどうやってその想いの強さを訴えるのか?
単にグッズを買い漁り、ファンクラブなどのコミュニティに入るなどといった行為はそれには不十分である。
何故なら例えば前者の場合、換言するとお金で人の心を買おうとしているわけだ。この行為は夫婦の関係というより寧ろ愛人の関係に近い。
そこに生まれるのは自己満足の精神である。

後者の場合は自らを特別な存在へと押し上げることを諦めたケースである。
現実においてはその中でさらに親衛隊などというものも存在するが意識の高さを制限しているというだけで基本的には同じである。

では、どのようにすれば伝えられるのか?壊れるほど愛しても1/3も伝わらないのが世の常である。
しかし私は俺の嫁、まさしくその境地に達したものを発見した。
それこそがあのルイズのコピペである。全文を記すことは字数の都合上省略する。
あれは壊れるほどではない、既に壊れている。
そしてあれほど異質な文章であるにもかかわらず、下心といったものは一切存在していない。
あれこそが俺の嫁というもののあるべき姿だと私は考える。

おしまい